『テレビが無い生活』と聞いてどう思いますか?
- 音が無くてさみしい
- つまらない
- 話題についていけない
おそらくこの様な事を思うのではないでしょうか。
「若者のテレビ離れ」という言葉を耳にします。しかし、それでも家にテレビが無い状態というのは、まだまだマイノリティーではないでしょうか。
テレビ無し生活がどんな感じなのか?メリット・デメリットをお伝えします!
テレビ無し生活は、メリットしかない!
はじめに結論を言ってしまうと、テレビが無い生活には、メリットしかないです。
『やっぱり、テレビを手放さなければ良かった』と思った事は一度もありません。むしろ、なんで今までテレビがあったのか?その方が疑問です。
なぜテレビ無し生活が始まったの?
「よし!もうテレビを見ないぞ!」と強い意志のもとに始めた訳ではありません。ただ何となく始まり、気が付けば5年経っていた。という表現が一番近いと思います。
きっかけは、5年前に家を購入し引っ越しをした事。
建売りの戸建てですが、この家にはテレビ線の引き込み自体がありませんでした。ついでに言うと網戸もシャッターも付いていませんでした 笑
わたし達が購入したのは、『値段は安くしてあるから、必要な物は自分で業者に頼んでね!』というスタンスの家だったという事です。
テレビ線の引き込みの金額を調べてみると、大体7~8万円位。結構お金かかるんだな。という感想。そして、引っ越しで疲れ果てていたという事実。
「急いで整えなくても良いか。生活も落ち着いてから考えよう。」そう結論付けました。それが5年前です。
あっと言う間に月日は流れ、いつの間にかテレビが無いのが普通になっていた。こんな感じです。
オススメできる3つの理由
心を平穏に保てる
テレビが無い生活は、テレビからの精神的なダメージを受けずに済みます。
精神的なダメージ?
いまいちピンと来ない方、いらっしゃると思います。分かります。私も以前はテレビからダメージを受けている自覚はありませんでした。
でも、一旦テレビ無しの生活を始めると、こんな事が実感として分かってきます。
- 知らず知らずに精神的ダメージを受けていたこと。
- テレビの刺激が無くなると心が穏やかになること。
痛ましい事件や事故のニュースで心が痛くなる。という状態は多くの方も経験した事があると思います。
HSPの一面がある私の場合、このようなニュースでダメージを受けるのはもちろん。それに加え、多くの方(非HSP)が何とも思わない事でも、ダメージを受けやすいという点があります。
例えば
- テレビ画面の光
- アナウンサーの表情・感情
- 効果音
- BGM
- CMの音の大きさ
HSPの方には、共感して頂けるのではないでしょうか。このような些細な事で不快に思ったり、圧倒されたりしています。
テレビからは、一方的に情報が流れ込んできます。自分でも気づかない間に精神的なダメージを受けているのです。
テレビを見ていた頃は、こんな状態の時が多くありました。
- なんだか気持ちが重かったり、
- なぜか不安だったり、
- 少しイライラしていたり…
- でも何が原因なのか分からない
テレビを無くした事で、この様な精神的なダメージを受けなくて済む。つまり、心を平穏に保つことができる。個人的にはこれが一番のメリットだと思います。
満足感・充実感のある時間の使い方ができる
テレビってすごいですよね。人を引き付けて離さないようにできてます。
番組は先が気になるように構成されているし、CMはとてもキャッチーなフレーズや音楽などが使われていて、ついつい目をテレビへ向けてしまいます。
テレビの前を離れるタイミングを失い、あっと言う間に1,2時間経してしまっていた。あ!もうこんな時間だ。寝なきゃ!
このようなテレビに時間を奪われる。という経験はないでしょうか?
テレビの無い生活を始めると、テレビをついつい見てしまい動けなくなる。という事が無くなるので、今までテレビに費やしていた時間が自分の元へ帰ってきます。
私は、その時間を『自分がやりたい事に使う時間』へと変換できるようになりました。
「やりたい事」といっても、そんなに大げさな事ではありません。とても小さな事です。
- 好きな映画を見る
- 本を読む
- 日記を書く
- 食器をさっと片付けてしまう
- 早めにお風呂に入る
テレビに時間を奪われずに、こんな事ができる。私にとっては、とても大切な事です。
あっと言う間に過ぎてしまう1時間でも、ただテレビを見ていたのと、やりたい事へ時間を費やした1時間だと全く満足感・充実感が違います。
空間に余白ができて、お部屋もスッキリ
お部屋をスッキリさせたい!そんな方にも、テレビ無しの生活は本当にオススメです。
思い出の品を手放すとき、心苦しさ・寂しさがありますよね。それに比べると、テレビを手放す事はそれ程心を痛めません。
それに、お洋服・靴・雑貨・食器・写真…、細々とした物をたくさん処分するよりも、ガラッとお部屋の印象を変えることができます。
テレビって、思っている以上にお部屋のスペースを占領しているものです。
- テレビ本体
- テレビを置くための台
たったコレだけ無くせば、お部屋の床・壁にかなりの余白が生まれます。
余白を感じると、お部屋もスッキリした雰囲気になりますのでオススメです。
正直、デメリットなんて無い
メリット・デメリットを紹介すると言っておいて、アレなんですが…本当にデメリットを感じたこと無いんです。
強いていうなら…、芸能関係について、以前より更に分からなくなった。この点でしょうか。人気の俳優さんやお笑い芸人、バラエティー番組、ドラマなどは分かりません。
「話題についていけなくなるのでは?」と焦る方もいらっしゃると思いますが、心配いりません。そのような話題になった時は、質問して教えてもらえばいいのです。
なので、芸能関係の情報がなくても会話が止まる事・困る事はありません。
メリット=デメリット
記事を書きながら、メリットとデメリットは表裏一体だなと感じました。メリット=デメリットと言っても良いかもしれません。
つまり、テレビ無し生活では『全ての情報は、自ら得るアクションが必要』という事です。
気を付けている事
苦手だからこそ、政治・経済・世界情勢については自ら情報を得るようにする。この点はテレビ無し生活を始めてから気を付けている事です。
テレビがあれば、このような情報も繰り返しリピートしてくれます。なので嫌でも情報に触れます。そのおかげで、詳しくは分からなくても、ザックリと知っていたりするものでした。
しかし、テレビが無いとそういう訳にはいきません。
政治・経済・世界情勢などは『生活すること=生きること』に関係していると思っています。なので、この点に関しては情弱にならないよう気を付けています。
まとめ
個人的には圧倒的にメリットを多く感じており、メリット・デメリットのご紹介というよりは『テレビ無し生活の推奨記事』になってしまいました。
テレビがない。と聞いて驚いた方もいらっしゃると思います。
でも、ちょっとご自身を振り返ってみてください。本当にテレビ見ていますか?真剣に見ていますか?
- 音が無くて寂しいからBGMの代わりに。
- スマホを見ながらテレビ鑑賞。
- ただなんとなく習慣としてテレビをつけている。
という方多いのではないでしょうか。私も以前はそうでした。
『実はテレビそんなに必要じゃ無かった!』というパターンの方は多いと思います。
心当たりのある方!ぜひテレビ無し生活お試しください!
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